骨祖鬆症 | 京都 洛西口・桂川 福田整形外科医院 | 骨密度 骨折

骨祖鬆症

骨祖鬆(しょう)症について

骨祖鬆症は、骨の強さや骨質が低下することにより、骨がもろくなる状態のことで、ご高齢の女性に多く見られます。これは、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌バランスが変化するためといわれており、骨の量と質が徐々に減少・劣化し脆くなります。骨祖鬆症になると、背骨がつぶれたり、曲がったりしやすくなり、ちょっとした転倒でも骨折しやすくなります。現在、我が国で寝たきりになる原因の第3位で、介護が必要となる原因の10%近くが「骨折・転倒」によるものなので注意が必要です。

実は、ほとんどの患者様が骨折するまでご自身が骨粗鬆症であることに気づいていません。ご高齢の場合、骨折をきっかけに寝たきりになってしまう場合も少なくありません。女性の方は、閉経を迎える50歳前後から骨量は急激に減少し始めます。

これまで骨粗鬆層の検査を1度もしたことがない方は50歳になる前に検査をお勧めいたします。

骨粗鬆症の診断

骨粗しょう症は、症状、身体所見、検査などによって診断します。

検査にはX線撮影、骨密度測定、血液・尿検査などの方法があります。
当院では、手のデジタルX線画像で骨密度を測定し解析します。被ばく量が少なく精度の高い検査です。

骨祖鬆症の治療

骨祖鬆症の原因には、年齢や性別・遺伝的な体質など、変えることの出来ない要素がありますが、食生活や運動などの生活習慣を見直すことにより予防と改善が可能です。また病状が進んだ場合には、運動療法に併せて薬物療法などによる治療も併せて行います。当院では、食生活の改善などの指導や治療を中心に予防と改善を行います。まずは、お気軽にご相談ください。

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