スポーツ障害
スポーツ障害について
スポーツで生じる身体の故障には、コンタクトスポーツでの接触プレーや競技中の転倒など、瞬間的な外力によって起こる「スポーツ外傷」(骨折、脱臼、捻挫など)と、熱心な練習などによる使いすぎで、身体に過度の負担が繰り返しかかることによって、痛みなどの症状が慢性的に現れる「スポーツ障害」があります。
成長過程にある中高生は成人と違い構造的に弱いため特に注意が必要です。
軽症ではプレー中やプレー後のみに感じる痛み程度ですが、早期に対処しないと重症化して、関節が変形したり、骨が分離したまま直らなかったりと、日常生活に支障を生じることがあります。
当院では、日本整形外科学会スポーツ専門医であるドクターが治療にあたります。スポーツや部活動などでケガをなさったような場合は、お気軽にご相談ください。
◆主なスポーツ障害
同じ動作の繰り返し(使い過ぎ)によって起こる障害
- 野球肩
- 野球肘
- テニス肘
- ゴルフ肘
- テニスレッグ
- ジャンパー膝
- ランナー膝
- アキレス腱炎
- 疲労骨折
など
オーバートレーニングに気をつけましょう
オーバートレーニング(運動の行い過ぎ)は、かえってトレーニング効果を下げるだけでなく、疲労骨折などの原因にもなります。運動の前後、あるいは運動中に苦痛を感じたり、体に力が入らなくなったような時には、運動強度を軽くしたり、休んだりするようにしましょう。
運動前にウォーミングアップをしっかりと行うことによって、関節や筋肉の柔軟性が高まり、ケガをしにくくなります。